株式会社第一紙行
代表取締役 金子 道宏

「すごい会議」がもたらした40年ぶりの快挙。創業80年の老舗企業が自走体質へ変わるまで

「すごい会議」がもたらした40年ぶりの快挙。創業80年の老舗企業が自走体質へ変わるまで

​会社名    株式会社第一紙行
代表者    金子 道宏
創業     1946年2月11日
資本金    1,000万円
従業員数   150名 ※2026年6月現在
事業内容​   中小・中堅企業の「ブランディング」「プロモーション」「パッケージング」
全般のサポート(企画・デザイン・製造・物流)

  • まずは御社の事業について教えてください。
    金子社長:
    私たちは1946年の創業以来、地域の「食」「菓子」「酒」の価値を高めるためのトータルブランディングやパッケージデザイン、プロモーションの総合支援を手がけてきました。

    社内には企画やデザインに徹底的にこだわるプランナーや Web、DX の専門メンバーなど約150名が在籍しており、外部の強力な製造ネットワークと連携しながら、ワンストップで柔軟な課題解決を提供しています。
  • そんな御社が、なぜ「すごい会議」を導入しようと考えたのでしょうか?
    金子社長:
    私は2019年9月に社長に就任したのですが、翌年からコロナ禍に見舞われ、厳しい舵取りを強いられました。そこから立ち直る中で、私たちが目指す「売上40億円」という大目標に向け、従来の飛び込み訪問や展示会といった古い営業スタイルだけでは届かないという強い危機感がありました。

    「何かを変えなければならない」と思い悩み、1年前に森コーチにお会いしたのが導入のきっかけでした。

    石田専務:
    実は導入前に最初にお会いしたのは私でした。当時の私たちは戦略の方向性こそはっきりしていましたが、それに対する「実行のスピード」や「やり切る覚悟」が部長・支店長クラスに浸透しきっていなかった。経営陣2人の力だけでは動かせなかった組織を「すごい会議」のメソッドであれば実質的に変えられるんじゃないかという期待感がありました。

  • 「すごい会議」を通じて得られた、もっとも大きな成果を教えてください。
    金子社長:
    お恥ずかしい話、私たちが売上予算をしっかりと達成できたのは、40年ぶりなんです。ちょうど直近で決算を締めたのですが、売上予算37億5000万円を達成することができました。

    もちろん現場に無理をさせたわけではなく、メンバーが自発的に動いてくれた結果です。私自身、久々に充実した1年を過ごせたと感動しています。営業力も含めて、プランナーやデザイナーの力が確実についてきているなと数字を見て実感しました。

    石田専務:
    例年であれば期末にかけて停滞していくのが常でしたが、今年は全く逆で、下期に向けて右肩上がりに業績が伸びました。森コーチのもと、全国の支店長が毎月お互いの戦略をオープンに話し合い、いい意味での「競争心」が芽生えたことも大きな要因だと感じています。
  • 創業80年の老舗企業だからこそ、これまでの伝統や慣れ親しんだやり方へのこだわり、そこからの反発はありませんでしたか?
    石田専務:
    正直に申し上げれば、最初は私自身も含めてメソッドに面食らいましたし、一部、社内からの抵抗や反発もありました。歴史が長い会社だからこそ、新しいチャレンジに対して「なぜそんなことをするのか」という前例主義的な壁が立ちはだかるのは当然のことです。

    しかし、その硬直した空気を打ち破ったのが、森コーチの「決してめげない姿勢」でした。社内からどれだけ抵抗を受けても、コーチは決してブレませんでした。「会社として今、何が必要なのか」という正論を、常ににこやかに、高いテンションで説き続けてくれたのです。

    その結果、「自分で考えて宣言し、約束を果たしてやり切る」という意識が、組織にボディブローのようにじわじわと効いていきました。感情的な反発を乗り越え、短期で PDCA サイクルを回す自走体質へと、組織のあり方が根本から変わったのだと感じています。

  • 組織のカルチャーや、具体的な業務にはどのような変化が生まれましたか?
    金子社長:
    これまでは「俺の背中を見てついてこい」という精神論になりがちでしたが、今回は具体的な新規の開拓方法や DM の出し方、今までなかった新規開拓時のトークスクリプトといった「実際にやると成果につながる仕組み」を型化していきました。

    一番驚いたのは、長年の大きな課題だった「在庫管理(預かり在庫の適正化)」の一件が一気に進んだことです。最初は現場メンバーとスピード感が合わないのではないかと心配していましたが、森コーチがうまく彼らを導き、まとめてくれた。結果として、6月末時点で対象100社のうち7割にあたる70社と保管料の支払い等に関する新しい契約を結ぶことができ、営業事務の作業負担が劇的に取り除かれました。
  • 若手メンバーを中心としたマーケティング活動も、かなり活性化したと伺いました。
    石田専務:
    はい。従来は SNS を少し始めた程度でしたが、30代を中心とした若手メンバーが主体的に動く社内プロジェクトへと進化しました。例えば、全社に眠っていた名刺を各地から集めてスキャンし、4〜5万件近い顧客リストという目に見える「資産」に変えた。その資産に対してランディングページやメールマガジン、ブログを連動させてヒット率を上げていく。やったことがすべて成果として全社に認知されるので、メンバーのモチベーションにも繋がりました。

    金子社長:
    昨年末には、DX マーケティングの一環として、お酒に関するブログを AI も駆使しながら一気に80本ほど集中して出しました。こんな集中的な戦略は初めてでしたが、結果として Web からの問い合わせが目に見えて増えています。

    大手スーパーから「第一紙行のブランディングブックを読んで、ぜひ話を聞きたい」と直接ご相談をいただくなどの成果もあり、若手のジュニアボードのメンバーからは「次は食品のランディングページも
  • 最後に、この「すごい会議」や森コーチをお勧めするなら、どのような企業でしょうか。
    金子社長:
    トップと若手の間にギャップを感じ、組織の停滞に「もやもや」している企業にお勧めです。

    私自身、若手と話そうとすると「説教や昔話・自慢話と思われないか」というジレンマを拭えずにいましたが、「すごい会議」はその壁をフランクに壊してくれました。人間は調子が悪くなると言い訳を探しがちですが、それでは前に進めません。自社に染み付いた言い訳の癖をなくし、決めたスケジュールをスピード感をもってやり切る「仕組み」を身につけたい組織には、間違いなく効きます。

    石田専務:
    「トップと現場の意識が離れている」「目指す方向と現場の動きがチグハグだ」というジレンマを抱える会社に、ぜひ導入してほしいです。

    自社のボトルネックは自分たちでは洗い出せませんが、「すごい会議」なら短時間でメンバーの本心を丸裸にできます。社外のコーチだからこそ、感情論を挟まず「会社に必要な正論」を届けてくれるメリットもあります。「自社のポテンシャルをもっと世に出そう」と応援し続けてもらえたことは私たち自身の励みにもなり、組織が本気でやる気になるための最高の起爆剤になりました。